車いじりにあけくれた大学時代

大学生時代の話です。
もう10年前になるでしょうか、私は大学にFD3Sで通っていました。
親にお金を借りて購入したのですが中古で保険込みで総額300万円ぐらいで購入しました。
燃費が悪くてガソリン代が凄まじかったですが毎日あの車に乗って大学に行くのが楽しくて仕方ありませんでした。
オートバックスに行ってパーツも相当いじりました。

 

車にかけたお金は相当なものだったと思います。
ある日大学の友達から「走り屋を見に行こう」といわれまして、地元では有名な走りやスポットである港に行くことになりました。
友人二人をつれ助手席に一人、後ろに一人の状態で行きました。
湾の駐車場に止めてギャラリーしてましたがすごい人数でした。
何台もの車が目の前をドリフトで駆け抜けていきました。

 

そのうち友人の一人が「お前も走れよ」と言われ、私もその気になってしまったのが運の尽きでした。
ビュンビュン走っていく走り屋たちにほとんど飛び入り状態で参加した私は最初のU字コーナーで速攻でアンダーを出しまして、「ヤバイ」と思ったて後方を見たら別の車もアンダーを出して私の車に突っ込んできました。
私の車の左側面にその車はぶつかりそのまま私の車だけ崖にボンネットから激突しました。
その時ギャラリーの誰かが「警察だ!」と叫んだので私達はかろうじてエンジンがかかったそのボロボロのFDで帰りました。
途中の山道で止まってしまい地面はオイルまみれ。

 

すぐにJAFを呼んでなんとか家まで牽引はできました。
家の車庫に戻って明るい場所で再度愛車を見た時の絶望感は半端ありませんでした。
完全にグシャっといってて少しでも走ったのが不思議なぐらいでした。
その車は修理工場に見てもらいましたが修理してもらうのに苦労しました。
なにせ「廃車にしろ」と終始言われましたから。

 

結局直すのに300万かかってしまいました。
一番大変だったのは壊れた前の部分よりも衝撃による全体の歪みが修理するのに大変だったようです。
それでも修理業者さんには本当によくやって頂けました。
今では元通りになったFDで会社に出勤しています。
これだけの事があると愛着が湧きすぎてたぶん一生手放さないと思います。